リスティング広告を少しでも目立たせたいときの小さなコツ – 「サイトリンク」と「クイックリンク」

リスティング広告は、競合が多いと広告が複数表示されて自社広告が埋もれてしまうことがよくあります。
予算の都合があったり、NPOの場合はGoogleAdGrantsの2ドルの壁に阻まれたりして、上位に表示されることは難しいかもしれませんが、表示さえされているのであれば、少しでも目立たせられる小さなコツを紹介します。

広告文の下にリンクを追加できる「サイトリンク」「クイックリンク」

普通に広告文を設定するだけだと、検索結果画面の表示は


広告タイトル
URL
広告文

という構成になっていると思います。

しかし、なかには下記の(※)の部分のように、広告文の下にリンクが設定されている場合もあります。

広告タイトル
URL
広告文
ご利用の流れ ご利用料金 お問い合わせ  ←(※この部分)

この(※)の部分をGoogleではサイトリンク、Yahoo!ではクイックリンクと言います。

この部分が表示されるかどうかは、広告の質がよい場合に限るなどの制限はあるものの、追加料金なしで設定できます。
(クリックされたときは課金対象となります)
「表示されればラッキー」と考えて、設定しておかない手はないでしょう。

広告のリンク先を複数設定できるため、たとえ広告タイトルやキャッチコピーがユーザーに不発でも、サイトリンク・クイックリンクのタイトルがユーザーに刺さった場合はクリックしてもらえるかもしれません。
また、広告枠が1行分増えているため、広告の面積で考えるとお得です。

Yahoo!の公式ラーニングポータルでは、設定なしとありではクリック率が1.36倍になると記載されています。

具体的な設定方法はそれぞれ下記に紹介されていますので、確認して設定してみましょう。

この記事を書いた人

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MARCHITECT

大阪出身。大学卒業後上京し、一部上場の教育系の出版社でコミュニティ運営、サイト企画、編集、Webプロモーションなどに約15年従事。
退職後、フリーランスとしてNPOや社会的企業を中心に、事業計画・運用改善・ディレクション・プロモーション・編集・ライティングなどでサポートしています。