企業(団体)のFacebookアカウント、 何曜日の何時ごろに投稿するのがよいですか

「木曜日」「通勤の朝8時頃と退社後の21時頃」「14時~16時」など諸説あるが…

よく聞くのは「木曜日は効果が良い」「通勤の朝8時頃と退社後の21時頃がねらい目」、「14時~16時がベスト」などという説もありますが、じつはそれぞれのFacebookページにより異なります。

例えばサラリーマンと主婦では、Facebookを見る時間帯は異なると考えられます。
サラリーマンなら通勤時間帯の朝8時台や夜19時~20時頃に電車で閲覧することが期待できるかもしれませんが、専業主婦であれば朝の8時は朝ごはんの片づけ、子どもの世話、掃除、洗濯と忙しい時間帯です。ふっと一息つけるのが、スーパーへの買い物の際のレジ待ち時間という事もあるでしょう。

Facebookページにより異なるので、「いいね!」をしてくれた人の利用時間帯をチェックしよう

企業(団体)アカウントには「インサイト」という機能があり、「投稿」から、「いいね!」をしてくれたファンがオンラインの曜日・時間帯が集計されています。
ここをチェックして、ページに「いいね!」してくれたファンがオンラインである割合が高い曜日や時間帯を狙って記事を投稿すると効果的です。

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上記のFacebookページの例では、火曜・水曜が低く、週末と月曜日が高い傾向にあり、時間帯としては朝の11時、夕方16時、夜20時~21時の3つの山があることがわかります。

それにあわせて記事は「この3回のタイミングの30分前」を基本ルールとして投稿していき、オンラインである割合が高い順に1)夜20時、2)夕方16時、3)朝の11時と優先順位をつけて予約をしていくとよいということがわかります。

複数の人間・部署でFacebookページを運用している場合は、連発を防ぐ必要があります。そのための投稿時間の調整に時間を取られないよう、部署Aは1)枠、部署Bは2)枠…というように、あらかじめ利用できる時間枠を決めておくと便利です。
1日に複数回投稿したいこともある…という場合は、席が近ければ口頭で調整ができますが、階やオフィスが異なる場合は面倒です。
その場合は、部署Aは1)夜20時と1´)として朝8時、部署Bは2)夕方16時と2´)夜22時のように、さらに別の時間枠を設けておくと調整の手間が省けます。

「調整」の時間を削減して、よりファンに刺さる文章・画像を作るほうに手間をかけていくようにしましょう。

どのような記事がファンに刺さるかは、同じく「投稿」から「投稿タイプ」をチェックすると「リーチ」や「エンゲージメント」で推測できますので、これらの数字の良い記事の傾向から「メディアなど第三者に紹介された記事は人に薦めやすいのではないか」などの仮説を持つことができます。
仮説をもとに記事を投稿して、定期的に効果を見直していくとよいでしょう。