kintoneに契約してログインしたら、次のような「ポータル」画面が表示されます。
ここでまず行なうのが「アプリ」の作成です。アプリとは、Excelのシートにあたる内容で、記録したい情報の構造を決めて、空の「表」を作成するといったイメージです。kintoneではこの表に加えて、グラフを作ったり、絞り込みを行なってそれを「リスト」として記録することができるなど、機能が豊富なことからこれらの単位を「アプリ」と呼んでいます。
「アプリ」エリアの「+」ボタンをクリックすると、次のような画面が表示されます。
アプリの作成には、Excelなどからの作成やサンプルからの作成などができますが、ここでは「はじめから作成」を選びます。
アプリ名を入力して、入力項目を作成していきます。さまざまな種類がありますが、ここでは「1行テキスト」を選びましょう。
右上の設定ボタンから設定画面を開き、次のような項目を必要に応じて設定していきます。
- フィールド名… 入力欄の上に表示されるラベル
- フィールド名を表示しない… 上記フィールド名を隠す場合にチェックする
- 必須項目にする… 入力を強制します
- 値の重複を禁止する… 同じ値のデータが追加されるのを防ぎます
- 初期値… 最初から入力しておきたい内容
- 最小文字数・最大文字数… 文字数制限を設定できます
- フィールドコード… 基本的には「フィールド名」と同じものを入れておけば良いでしょう
この他、さまざまな入力欄を作成できます。ここでは、「リンク」と「複数行テキスト」を選んで、次のように作成します。
設定を行なう
フォームの設計が終わったら、「設定」タブからさまざまな設定を行なうことができます。
- アイコンと説明… アプリのアイコンや、アプリを開いたときの説明文を設定できます
- デザインテーマ… テーブル表示時の色などを変更できます
これで「アプリを公開」ボタンをクリックすると、アプリが利用できるようになります。アプリは、ポータルの右下などからアクセする事ができます。
こうして、データを管理する準備が整いました。