「動画ページのインデックス登録 エラー(サムネイルのURLが指定されていません)」と表示されてしまった場合の修理・復旧

WordPress(ワードプレス)で動画データをアップロードしてプレイヤーを埋め込むと、Google Search Consoleから「動画ページのインデックス登録 エラー」という警告が表示されてしまうことがあります。

この原因は、サムネイルURLが指定されていないために検索結果などに表示できないため。次の手順で修理・復旧しましょう。

サムネイル画像を準備しよう

まずは、1枚画像を準備します。使いやすいのは、動画制作ソフトで1コマを画像として書き出したり、プレイヤーで再生中にサムネイルに適した場面を、画面ショットなどで撮影をするなどして準備するとよいでしょう。

もちろん、再生画面とはまったく別のサムネイルを準備しても問題ありません。その場合は大きさをFull HD(1920×1080)の大きさで準備するとよいでしょう。

動画埋め込みHTMLを変更しよう

WordPress 6.1.1の現状では、WordPressのブロックエディタでサムネイルを指定する方法はありません。そのため、ブロックのメニューから「HTMLとして編集」をクリックして、HTMLソースモードに切り替えましょう。

<video>タグをの最後にposterという属性を追加して、サムネイルの画像のパスを指定しましょう。あらかじめ「メディア」から画像をアップロードしておいたり、いったんエディター上に画像をアップロードして、画像のパスを拾って貼り付けるとやりやすいでしょう。

<figure class="wp-block-video"><video controls="" src="..." poster="..."></video></figure>

これで、投稿を更新しましょう。Search Consoleの警告上で「解決しました」といったボタンをクリックして、数日待てば次のように解決します。

YouTubeを利用しよう

このように、WordPress上で動画を利用しようとすると、Googleとの相性があまり良くありません。YouTubeに動画をアップロードした場合は、インデックスやサムネイルの指定なども自動で行ってくれるため、動画を積極的に活用したい場合はYouTubeもうまく利用していくと良いでしょう。

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