御社のキャッチコピーはなんですか? – キャッチフレーズの設定

ホームページを作るとき、トップページに何を置くか、どんなページ構成にするか、誰に何を伝え、何をゴールとするのかなどを考えなければなりません。

そんなとき、考えるとっかかりとなるのが「キャッチコピー」です。御社を一言で表す「キャッチコピー」があれば、それを説明するホームページを作っていけば良いことになります。ここでは、キャッチコピーの考え方を紹介しましょう。

鉛筆のキャッチコピーを考えよう

例えば御社が鉛筆を製造・販売する会社だったとして、「鉛筆製造会社」というキャッチコピーでは、全くアピールできる要素がありません。

しかし、例えば「頭の良くなる鉛筆」だとどうでしょう。「なぜ頭が良くなるのだろう」と俄然興味が沸くのではないでしょうか。もしかしたら、それは単に「握りやすい形」をしているから、勉強が楽しくなって頭が良くなるという一種のこじつけかもしれません。しかし、キャッチコピーはそのくらい大げさなものでも良いのです。

見る人が一瞬で興味を抱き、「より詳しく知りたい」「話を聞いてみたい」と思わせるのがポイントです。

例えば、H2O spaceはそのキャッチコピーを、2019年から「ウェブをちゃんと。」としています。ちなみにそれ以前は2006年ごろから「ちゃんとWeb」としていました。

弊社はこの「ちゃんと」というキーワードをキーにしています。ちゃんとしたホームページを、ちゃんと作る。ちゃんとお客様のお話をお聞きするなど、「ちゃんと」という言葉は、非常に響きもよく、弊社がウェブ(ホームページ)に対して向き合う姿勢を表している言葉だと感じ、愛用しています。

それでは、キャッチコピーの考え方をいくつか紹介しましょう。

直接型

まずは、直接その事業を説明するスタイルです。例えば弊社でしたら「ホームページ制作会社(ウェブ制作会社)」。例えばここに地域名などを入れて、「東京のウェブ制作会社」などとなるでしょう。

このようなキャッチコピーは、事業自体が他にはなく、普通に説明をするだけで特徴が伝わる場合などに有効です。例えば、日本茶を専門に出すカフェがあったとしましょう。この場合、捻らなくても

「日本茶専門カフェ」

とするだけで、かなり興味を引くのではないでしょうか。さらに、最寄駅などを添えて、

「渋谷駅徒歩5分の日本茶専門カフェ」

などとすれば、東京近郊の方は行きたくなるかもしれません。ただ、先の「東京のウェブ制作会社」などですと、同業者がありすぎて、ちょっとありふれたものになってしまっています。

説明型

次は、他の会社と明らかな違いがあり、それを説明すれば伝わる場合です。最もわかりやすいのが金額です。例えば、英会話教室があったとしましょう。通常だと、1万円前後が会費の相場でしょうが、ここでは 2,980円から通えるようになっているとします。そしたらキャッチコピーは、

「2,980円からの本格英会話」

などとすると、他との差別化が図れます。なぜそんなに低価格で実現できるのか、どんなサービス内容なのかをホームページでしっかり説明していきましょう。

また、できることを羅列しても良いでしょう。例えば、牛丼屋のようですが

「早くて安くて高品質なホームページ制作」

などとなります。低価格というのはアピールにしやすいですが、逆に高額な場合もあえてそれを逆手に取ることができます。

「日本一価格が高いホームページ制作会社」

などとすると、「なぜ高いんだろう?」などと興味を引きます。

印象型

H2O spaceの「ウェブをちゃんと。」はこのタイプです。一見すると意味がわかりませんが、「ちゃんと」という言葉が印象に残るのではないでしょうか。もし残ってくれたら、筆者の狙い通りです。

こうして、何かインパクトのある言葉を配して、その言葉を印象に残すというものです。先の「頭が良くなる鉛筆」も、それだけではどんな鉛筆なのか全くわかりませんが、印象に残ります。

文章もあえて崩し、途中で終わってしまっていたり、大切な部分が抜けていたり、語順がバラバラだったりすると印象に残ります。例えば、弊社の「ウェブをちゃんと。」も、「ウェブをちゃんと作ります」とすれば、文章としては完成しますが、印象には残りにくくなりませんか?

「ちゃんと」であえて終わっているため、「ちゃんと なんなのか」という部分が気になって印象に残ります。また実はここには「ちゃんと作る」「ちゃんと向き合う」「ちゃんと運営する」など、いろいろな言葉をつなげるために、このキャッチコピーにしています。

「日本を、1枚で。」

これは、JR東日本の「Suica」のキャッチコピーです。これも、文章が部分的でこれだけでは伝わりませんが、Suicaの全容がわかった後でこのキャッチコピーを見ると、特徴を見事に言い表しています。

もし、Suicaを先の「説明型」のコピーにするなら、

切符がわりに全国どこでも利用できる ICカード

となります。これもこれでわかりやすくて良いですが、印象型の方が「残る」キャッチコピーとなります。

キャッチコピーが決まったら、「キャッチフレーズ」に設定しよう

キャッチコピーが決まったら、セルフプランの管理画面から「設定→一般」メニューをたどって、「キャッチフレーズ」という設定項目に入力しておきましょう。

検索エンジンの検索結果などに表示されるようになります。

御社のキャッチコピーはなんでしょう? この機会にぜひ考えてみてください。

この記事を書いた人

Makoto TANIGUCHI