無料のブログサービス・ホームページ作成サービスを選ぶ際に、デザインテンプレートの有無やブログサービスの利用者数で判断する方は多いようです。
ひとつサービス選びの際に加えていただきたいのが「データ移行が容易かどうか」という視点です。

将来的に何らかの理由でブログやサイトのデータを別の場所へ移行したい…というケースがあります。

例えば…

  • 無料ブログ・ホームページのサービスを使っていたが、法人化に伴い公式Webサイトを作り、公式Webサイト内でブログを展開したい(※)
  • 使っていた無料ブログ・ホームページサービスの広告内容が気になるためほかのブログに移行したい
  • 使っていたサービスのアカウントが凍結される/サービスの終了のため他のブログに移行したい

等のケースです。
(※)の場合は、公式サイト内で記事を更新することで、検索エンジンが公式サイトを「更新されているサイト」と認識し、多少検索上位にヒットしやすくなることがある、というメリットがあります。

新しいサイトやブログに移行したあとも、旧ブログをそのまま放置しておくと、たまたま検索等でその旧ブログにたどり着いたユーザーにとっては「更新されていない」ものに見えてしまうこともあるため、最低限「引っ越ししました」の告知が表示しておくことが必要です。もちろん可能であれば旧ブログの投稿内容を新しいブログやサイトに引っ越し(移行)し、旧ブログはデータ移行後、閉鎖することがおススメです。

ce293559f2d3ac2aa7be0e42bcda4686_s

その際手動で1件1件記事をコピーして保存し、新しいサービスにアップロードしていくのは大変なので、将来的に引っ越しがありえるならば、<旧ブログからデータを丸ごとダウンロード(エクスポート)できるかどうか>を事前に確認してブログを選ぶとよいでしょう。
2016年8月現在の、データのダウンロード(エクスポート)サービス有無は下記のとおりです。

サービス データのエクスポート
アメブロ ×
Yahooブログ ×
楽天ブログ ×
エキサイトブログ ×
Jimdo ×
Wix ×
Livedoor ○※MT(Movable Type)形式
FC2 ○※MT(Movable Type)形式との互換性あり
はてなブログ ○※MT(Movable Type)形式
Seesaa ○※MT(Movable Type)形式
ヤプログ △※MT(Movable Type)形式(有料版のみ可)

*なお、いずれのサービスもエクスポートは可能としながらも、ダウンロード可能なのはテキストデータのみであり、画像はダウンロード対象外なので注意が必要です。(画像のダウンロードの方法については、「ブログ等にアップした画像データを一括でダウンロードする方法」の記事で紹介します。)

もちろん、エクスポートの機能がなくても、制作会社に依頼する場合は、会社や予算によってはデータを1件1件手動でコピーすることを請け負ってくれる会社もありますし、自力・手動でも気合いでコピーしていくことは可能ですが、余計な費用がかかったり、自分やスタッフの時間を圧迫したりと、本来力を入れるべき仕事に手が付けられなくなることがあるかもしれない、という考え方もあります。

次回は「ブログ等にアップした画像データを一括でダウンロードする方法」について例をご紹介しますね。

この記事を書いた人

Sumiyo MAKINO

大学卒業後、ベネッセコーポレーションに入社、コミュニティ運営、サイト企画、編集、Webプロモーションなどに約15年従事。
退職後、フリーランスとして関西のソーシャル系の企業・団体を中心に、事業計画・運用改善・ディレクション・プロモーション・編集・ライティングなどでサポート。NPO広報友の会。
2017年よりビッグイシュー・オンライン共同編集長。​
2019年、準認定ファンドレイザー®試験合格。