近年リモートワークとか遠隔ミーティングというものが注目されていますが、その中で音声通話を何でするかという問題がありますよね。Facebook MessengerやSlackの音声通話といったツールもありますが、その中で非常に注目されているのがこのZoomというツールです。

H2O spaceでもこのZoomの有料版を使っているので、そのZoomの魅力や使い方をご紹介していきます。

Zoomの魅力

Zoomの魅力は品質の良さ

Zoomの魅力の1つはやはり品質です。

Facebook Messenger等の場合はブラウザーで通話を行います。今はブラウザーにも通話機能が内蔵されているので通話はできますが、動画が途切れてしまう、音声がクリアにならないといった問題が度々起きます。一方Zoomの場合は専用ツールを使って通話するので非常に品質が良いです。

Zoomはコスパが抜群

Zoomには無料プランもあり、無料でも100人までの参加者と通話することができます。

ただし無料の場合はミーティングが40分までしかできません。30分ぐらいのミーティングを行うようにして、前後10分くらいで調整できるようであれば無料で使うことができます。

物足りないようであれば月額2,000円で40分以上通話できるのでそれほど値段は高くないです。例えばSlackの場合、850円という金額で画面共有機能付きのグループ通話ができます。しかしこれは1人当たりの月額になるので、参加する人数にそれぞれ月額がかかります。

しかしZoomの場合はホストする人が月額2,000円払っていれば100人までの参加者で24時間までのミーティングが行えます。ここまでいけばもうほぼ実用的なレベルになります。

Zoomを使ってみよう

では、Zoomを使っていきたいと思います。まずはZoomを使うためにはアカウントを作って頂きます。サインアップは無料です。

それではアカウントを作っていきましょう。メールアドレスで作ってもいいのですが、今は GoogleやFacebookでサインインもできるのでGoogleのアカウントと紐付けをするのが一番簡単です。

アカウントを作り、サインインするとマイページにアクセスできます。マイページからプロフィールやミーティングといったページにアクセスすることができます。

まずやっていただきたいのがアプリのダウンロードです。画面の右上の所に「リソース」というメニューがあります。ここに「Zoomをダウンロード」という項目があるのでこれをクリックします。

“ミーティング用 Zoom クライアント”をダウンロードしますが、これは Windows 版とMac 版がありますので環境にあわせてダウンロードしていきましょう

ダウンロードが終わると画面上にこのようなウィンドウが表示されます。

いきなりお客さんや仲間と本番のミーティングをすると音声がオンになっていない、ビデオが映らないということがよくあるので、まずは自分一人でミーティングを開催しておきましょう。

「新規ミーティング」これをクリックすると、ミーティングが開始された状態になります。参加者が自分一人しかいない状態なので、好きなことをやっていただいて大丈夫です。

Zoomのスピーカーとマイクを確認しよう

まず確認しておきたいのが音声とかビデオがちゃんと撮れているか、という確認です。

マイクの右側にある矢印ボタンをクリックし「スピーカー&マイクをテストする」をクリックすると「着信音が聞こえますか」と表示されます。

スピーカーのところに使えるスピーカーが一覧表示されるので、ここでちゃんと音が聞こえるかどうかをまず確認してください。そして確認できたら「はい」をクリックします。

次にマイクのテストをします。マイクに向かって話をするとエコーバッグで話をしたものが数秒たってからスピーカーで聞こえてくるので、それでマイクがちゃんと通じているかどうかというのを確認していきます。

これでスピーカーとマイクが正しく動いているかどうかの確認ができます。

Zoomのビデオを確認しよう

次にビデオです。こちらをクリックすると、まずカメラが接続されていればカメラが有効になりつなぐことができます。

仮想背景、いわゆるグリーンバッグも使えます。緑色の布を背景にすると、その色を抜くことができます。

緑の背景がない場合には、単色の壁の前でその壁色と同じ色の服装でなければ背景を抜くことができます。

どうしてもそういったものがないという方の場合でもZoomの場合は”スマートバーチャル背景”という機能があります。これを使うと自分の姿をZoomが自動的に判断してそこだけ切り抜いて、その他をバーチャル背景にしてくれるという機能です。

やはり機械でリアルタイムに行っているので、切り抜きがかなり荒くなってしまいますが、どうしても背景にあまり見て欲しくないものが写っているという場合には十分に使うことができます。

ここまで設定を行っていただいたらミーティングを終了していただいて結構です。次からは本番として使っていくという形になります。

Zoomでミーティングを主催する場合

自分でミーティングを主催するときですが、一番手軽な方法としては先程の通り新規ミーティングで新しくミーティングを開始し、画面左上にある「i」(アイ)というアイコンをクリックします。

するとミーティングIDが表示されます。これはミーティングを開始した時に設定されるIDです。

この番号を相手に伝えるか、もっと簡単なのはURLをコピーしてシェアする方法があります。このURLをコピーしてメールなどで相手に伝えてあげれば、そのURLにアクセスをすると自動的にZoomが起動します。Zoomのアプリをインストールしてない方にはインストールを促して自動的にその会議に参加するところまで行うことができます。

なお、ミーティングを開催するときはパスワードを設定することをお勧めします。特に最近、Zoomのミーティングに不正に参加して荒らす行為が目立っているとのことです。

■Zoomに招待される場合

逆に今度は自分が参加者の場合は、誰かから招待を受ける形です。

URLを共有されている場合はそれをクリックすればOKです。先ほどのミーティング IDというのが送られてきた場合には、「参加」というボタンをクリックし、「ミーティング IDを入れてください」と表示された箇所に先ほどの IDを入れます。このような形でミーティングに参加することができます。

Zoomでスケジューリングする場合

Zoomではスケジュールを設定することができます。

画面左下で「いついつミーティングしましょう」と相手と約束をした場合には、「〇〇の打ち合わせ」のような形で入力していきます。そのミーティングをいつ開始するのか、何時間ぐらいやるのかを予め決めていきます。

次にこちらでミーティングパスワードを設定することもできます。あとはビデオやオーディオ設定を決めて「スケジュールをクリック」すると、これでミーティングがスケジュールされます。

そうすると「ミーティングをこういう形で開催しますよ」という文面が自動的に出来上がります。これをコピーして、参加して欲しい人にメールなどで送ればOKです。

Zoomで音声は電話で参加する方法

Zoomにはユニークな機能がいくつかあります。

例えば「電話のオーディオに切り替える」というボタンがあります。会議に参加する時に「コンピューターの音声で参加しますか?それとも電話で参加しますか?」という選択肢が出てきます。

例えば外でモバイル通信をしているときに、ビデオもONで音声もONで通話をしてしまうと、さすがに回線をかなり圧迫してしまいビデオが途切れてしまうことや、音声がうまく伝わらないことがよくあります。

または公共の場など、コンピューターのスピーカーから相手の声が聞こえて自分がコンピューターマイクで話をするなど、抵抗がある場面もあると思います。

そういうときにはコンピューターでビデオに参加しながら、会話は電話で行うことができます。

日本の電話番号に設定を変えて、ここにダイヤルの番号が出るのでこれで電話をかけていきます。「+81」は削除して、ここに「0」を補っていただいて「0524~」という電話番号でこちらに電話をかけていただきます。

そうすると「ミーティングIDは何ですか?参加者IDは何ですか?」と聞かれるのでダイヤルパッドで入力して答えていきます。すると今参加しているミーティングに音声は電話で行うという形で参加することができます。

こういった形で電話を抱えながら、コンピューターのビデオを見ながら参加することができるということです。

Zoomのユニークな機能

その他のユニークな機能を紹介します。

まずはチャットの機能です。音声で会話をしながら文章入力という形で文章を入力しながら会話をすることもできます。

画面を共有することもできます。「画面を共有」を押すと、「どの画面を共有しますか」と出るのでここから好きな画面を共有できます。

他には反応の機能があります。「いいね」みたいなボタンとか「パチパチ」というような評価を相手に伝えることができます。

遠隔のミーティングでみんなが一斉に話を始めると会話がゴチャゴチャになってしまうのでメインでしゃべっている人以外は、チャットとかで今の反応を示してあげる方がいいかもしれません。

Zoomのレコーディング機能

最後にZoomはミーティングをしている最中にレコーディングができます。主催者のコンピューターにレコーディングすることもできますし、クラウドにレコーディングしてそのまま相手と共有することもできます。

クラウドの保存容量というのは価格によって変わってきます。たとえば「プロ」という約1,500円のプランですと1GBをクラウドに保存ができます。あとは追加で月40ドルから購入することができます。

Zoomまとめ

いかがでしょうか。このZoomというツール.結構シンプルですね。本当にすぐ使い始めることができます。

かなり品質がいいですし、チャットや音声通話にかなり特化していて便利な機能がすごく一杯あるので是非使ってみてください。

料金体系は都度アップグレードしていくこともできますし、教育向けZoom、遠隔医療向けZoomといったようなその業種に分かれてさまざまなプランが用意されています。

あとはウェビナー。これはウェブで行うセミナー専用のツールです。月40ドルで1万人の視聴専用参加者を作ることができるプランがあり、かなり色々な使い方ができると思います。

まずは無料で使うことができますので、是非使ってみてください。

この記事を書いた人

谷口 允(たにぐち まこと)

エイチツーオー・スペース代表。関連会社でオンライン教育コンテンツ制作会社「ともすた」代表も勤める。

「ウェブをちゃんと」をテーマに、ウェブや動画を「ちゃんと」活用するためのアドバイスなどを行う。
主な著書に「よくわかるPHPの教科書」や、「マンガでざっくり学ぶプログラミング(監修)」など。