WordPressの登録ユーザーにメール配信可能な『Bluff Post』

WordPressでメールニュースを配信できるプラグインは数多くありますが、複雑な条件で送信ユーザーを設定できる、日本製のプラグイン『Bluff Post』を紹介します。

プラグインをインストールする

Bluff Postのインストールは、他のプラグインと同様で「プラグイン→新規追加」からインストールと有効化をするだけで利用できます。「Bluff Post」といったキーワードで検索すると良いでしょう。

メルマガ登録フォームを作成する

プラグインを有効にすると、ウィジェットに「Bluff Subscribe Widget」が追加されます。

これを、サイドバーなどに追加することで、メルマガの購読者を集めることができます。

また、WordPressの「購読者」にも送信できるため、通常の会員登録の手続きでも構いません。

メールの文面を作成する

サイドメニューには「メール送信」「テンプレート」「メール宛先」というメニューと、「Mail」という投稿タイプの投稿エリアが追加されます。まずは、「メール送信」をクリックしましょう。

はじめに、カレンダーが表示されます。これは、予約投稿をすることができ、カレンダーから送信日を選べます。すぐに配信したい場合は、メニューから「メール作成」をクリックしましょう。

「宛先条件」には「WordPress購読者(ウィジェット登録者のみ)」を選ぶと、先のフォームで登録したユーザーに送信できます。その他の条件でも送信ができ、また条件を追加することもできます(後述)。

予約日時を設定できますが、「予約」という緑色のボタンをクリックすると、即時配信にも切り替え可能です。

その他、送信者やメールアドレス、件名と本文を入力しましょう。

「メールページ作成」とは、メールで送信した内容をウェブページとしても表示することができます。下書きとして保存しておくか、公開をするか、または作成しないかを選ぶことができます。

また、本文内に「%%」で囲まれた特殊な記述を埋め込むと、ユーザー情報を差し込むことができます。詳細は、送信画面の画面下部にヘルプが表示されます。

メールの文面ができあがったら、確認して送信をしましょう。テストメールを送信することもできます。

送信したメールの内容は「送信予約一覧」「送信中メール」「送信済みメール」や「エラー」「ログ」といった各画面で状況を確認できます。

テンプレートの作成

メールのヘッダーやフッターなどは、テンプレートとして登録しておくことができます。サイドメニューから「テンプレート」をクリックしましょう。

登録したテンプレートは、メール作成画面で「件名」の左側にあるアイコンから呼び出すことができます。

メール宛先の作成

Bluff Postで最も特徴的な機能が、メール宛先の作成です。ここでは、非常に複雑な条件でメールの宛先リストを作成することができます。

まずは、宛先条件名に見分けのつきやすい名前を付加し、「グループ追加」をクリックします。

すると、テーブルやカラムなどを指定しながら条件を作っていくことができます。ここで作る条件は、データベースのカラム情報と一致していて、そのまま SQL構文が生成されます。実際に「SQLプレビュー」ボタンをクリックすると、発行される SQLを見ることができます。

例えば、先の「ウィジット登録をした購読者」の条件は次のようになっています。

これは、「wp_capabilities(権限)」が「subscriber(購読者)」であり、かつ「_blfpst_subscribe_mailmagazine」という、拡張メタキーが「subscribe」となっているユーザーだけを絞り込んでいます。ウィジットから登録したユーザーについては拡張メタキーを利用して、分類しています。

なお、ユーザーの拡張メタキーは、WordPressのカスタマイズで自由に拡張することもできます。

また、送信したくないユーザーは「宛先除外リスト」に追加しておくことができます。

バックナンバーページを作る

配信したメールの内容は、特別な投稿タイプ「blfpst_mail」に追加されていきます。URLは標準で、次のようになります。

https://example.com/blfpst_mail/xxx

カテゴリーも利用できます。カテゴリーは次のようなURLになります。

https://example.com/blfpst_mail_category/xxx

必要に応じて利用すると良いでしょう。

メールマガジンの配信にはベストなプラグイン

Bluff Post はこのように、非常に高機能なメール配信プラグインです。ただし、宛先の条件作成については、若干のデータベースの知識や SQLの知識が必要になり複雑です。必要に応じて、このあたりを学習すると、より活用範囲が広がるでしょう。まずは、基本の宛先リストでのメール配信からはじめてみてはいかがでしょうか。

導入などでお困りのことがありましたら、ご相談頂ければ幸いです。

この記事を書いた人

Makoto TANIGUCHI