「ちょっとしたバナーを作りたい」「撮影した写真の明るさを調整したい」など、画像の加工はWebを使った広報に欠かせないものです。
とはいえ予算がないであれば、Photoshopのような高価な画像加工ツールは導入しづらいもの。そこで、無料でできる画像加工のツールについていくつかご紹介します。
※Cacooなど、無料体験版を使うことで加工できるツールもありますが、原則有料のため今回は扱いません。
▼オンラインツール
・Canva
・Fotor
・PS Express
▼各種ソフト
・ペイント(Win)
・PowerPoint (Win/Mac)
Canva
https://www.canva.com/
KDDIウェブコミュニケーションズの運営する画像加工のオンラインツール。
GoogleやFacebookのアカウントが使用できます。
ログイン後、提供される画像以外にも自身の画像をアップロードしてオンラインで加工が可能。
各種フィルタ加工、明るさ・彩度・ぼかしなどの加工、反転などもOK。
文字レイアウトのデザインテンプレートもあるので、デザインに自信のない人にも親切なサービスになっています。
Fotor
https://www.fotor.com/app
デバイスを問わずオンラインで明るさなどの調整やぼかし、テキスト追加、各種フレーム等の追加などが使える「Fotor」。
アカウントを作らなくてもいきなり画像加工をすることが可能です。「編集」「コラージュ」「デザイン」から好きな操作を選べます。さまざまな操作にガイドがついているため、初心者にもフレンドリーなつくりになっています。
画面内では常に広告が表示されますが、これらの機能を無料使えるのであればご愛敬でしょう。
Photoshop Express Editor (Photoshopオンラインツール)
https://www.photoshop.com/tools
Adobeの提供する画像加工のオンラインツール。
スマホでアプリをダウンロードし、Googleアカウント/Facebookアカウント/AdobeIDのいずれかを使うことで、日本語で画像加工機能を使うことが可能です。
有料のPhotoshopと比べると使える機能は限られますが、色調補正や文字・各種素材の合成などが可能です。SNSなどにスマホから直接加工した画像をタイムリーにアップロードしたい場合はこちらのアプリが便利かもしれません。
なおWeb版は、起動にAdobe Flash Playerのインストールが必要になります。パソコン版(Web版)は英語の表示となるため、Photoshopを使ったことがある人や英語に慣れた人のほうが使いやすいかもしれません。
ペイント
Windowsには標準で搭載されているアプリ「ペイント」。画像のトリミングやサイズの変更が手早くできますが、色調補正はできず、文字を載せる加工は、複雑なものはできません。
PowerPoint
パソコンに標準装備でプレゼン資料作成のためのソフト「PowerPoint」が搭載されている場合は、それを使ってある程度の画像加工をすることができます。
・図の明るさ/彩度/コントラストなど
・文字や画像をレイヤーとして重ねること
・トリミング
等も可能です。複数の要素を重ねて画像を作った場合は、PPTファイルとして保存すことでレイヤーを保持できますので、一部要素のみ入れ替えた素材を作成したい場合などに便利です。できあがった画像はキャプチャしてペイントに貼り付け、好きな形式で保存します。
無料で使えるツールは様々あるので、すばやく画像加工して広報に活かせるように 自分にあったものを探してみてください。